デメリット等級は引き継ぎたくない

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自動車保険のデメリット等級とは

デメリット等級

むやみに保険を請求すると割増の階段を上ることに

 

自動車保険は保険請求をしなければどんどん安くなる等級制度があり新規で加入する時が6等級、セカンドカー特約を使用して新規契約する時7等級で始めるようになっています。

 

詳しくは=保険の等級制度とは? 知らないと損をする!

 

 

無事故で継続する場合7.8.9・・・20と進み保険料の割引率が増えていきますが、保険請求をするたび等級は割引の少ないほうにダウンしていきます。

 

新規契約できる6等級以上5.4.3.2.1等級のことをデメリット等級と呼んでいます。

 

したがって1度や2度保険請求をしても6等級以下ならデメリット等級とはなりません。

 

 

本当に怖いデメリット等級

保険請求をすると翌継続が事故あり割増の等級となり保険料は大幅にアップしてしまうのです。
しかも3階級等級がダウンとなり一年づつ無事故で進んできた階段を戻ることとなってしまうんですよね

 

20等級まで進んでいる場合は17等級事故ありの割引となって約1.6倍の保険料となってしまいます(保険会社や車種により違いあり)

 

5等級以上がデメリット等級となり3等級以上は割増の保険料となってしまいます。

 

保険の階段は毎年無事故で1段しか降りられないので6等級に戻るには3年必要なのはわかると思いますが怖いのはデメリットの保険契約はどの保険会社も敬遠する傾向にあり1等級にでもなってしまったら「お引き受けできません」と言われてしまうということがあります。

 

 

特にデメリット等級の場合他社からの変更の場合はほとんどNG 対人のみとか対物のみとか金額限定とか免責金額を付けられるとかすれば引き受けてくれるかもしれませんが厳しい状況だと肝に銘じておいたほうがいいですよ無保険なんて怖くて乗れないですよ

 

「大人の自動車保険が安いよ」って言うのは事故が少ない契約が多いから安い保険料でもしっかり儲かる訳で、少々保険金を沢山もらっても何億も支払いが発生しやすいと予測される契約などしたくないと思うのは自然です。

 

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デメリット等級にならないようにするには

安全運転

自分の保険契約をデメリット等級にしないためには無事故を続けることです。

 

そんなこと言っても新規の人は6等級か7等級で始まるから難しいというのも解っています。

 

ではどうするといいのか?

 

1.家族内で事故の可能性が一番高い人に等級の進んだ契約をあげる
子供が車の免許を取得した場合はセカンドカー特約など使用して最高の等級の契約を子供の契約にすることで1度くらい保険請求してもデメ等級にまではならないで済む

 

運転が上手でないママも危ないかもしれません兎に角家族内で危なっかしい人順に等級を考える 
その時注意が必要なのが保険料高級車やスポーツカーは保険料が高い 若者は保険料が高い

 

保険料とのからみをよく考えないと高い保険料を支払うこととなるのでよく確認しましょう。

 

2.すべて保険で解決しようとしない
自動車保険は万が一の時にかける保険ですが事故が発生したからといって必ず請求するべきではありません。

 

 

仮に駐車場とかで接触事故を起こしたとして弁償すべき修理費用が10万円だったとして保険で支払ったばかりに翌年の継続等級が事故ありの割増等級となって3等級ダウンして継続の保険料が5万円アップなんてなったら結果的に損をしていることとなっているのです。

 

少ない金額でも保険会社は支払ってくれますがデメリット等級に近づくようなことはやってはいけません。

 

支払ってもらう保険金額と等級・保険料を天秤にかけ判断しましょう。


デメリット等級をリセットするには!

デメリット等級

デメリット等級なんか引き継ぎたくない!

 

誰もが出来ることならデメリット等級を捨てたいと思っていると思いますが、現在は保険会社同士で情報交換を行っているので名義を変えたり車を変えたりして新規契約をしたとしても同一家族内のデメリット情報が見つかり次第元の等級で保険料を追徴されてしまいます

 

 

 

唯一等級を引き継がなくていいとされているのはデメリット等級を解約して13か月経過した時はOKとされています。

 

これはどの保険会社も認め得ているのですが本当に車を使用しないのであれば問題ないですが無保険で13か月間走行するという愚かな行為だけはやめてください 
人身事故とか起こした場合家族や親せきにまで被害が及ぶことも予測できます。

 

 

等級を引き継がなくてもいいレアなケース

1.デメリット等級の契約車両使用しながら別の車を購入

 

デメリット等級2等級の車を使用しながらセカンドカーを購入当然保険は新規で契約(家族内の誰の名義でも関係はない)

 

何か月か経過した時デメ等級の保険の満了日がくるけど使用しなくなったので継続はしない 
そして使用しなくなった車を売却 新規の契約の車と保険が残る

 

自然な流れですが本当に2台とも使用してい無いと追跡調査が入ったりするかも 
重複期間が近かったりデメ等級の車が走行できない状態だと厳しい可能性もありますね

 

2.デメリット等級の契約車両の契約者や記名被保険者でない家族が住所を変え新しい車を購入した場合

 

同一住所 同一家族の誰かが新しい車を買った時は追跡調査で等級は引きつぐ事になるでしょう。100%といっていい

 

でも新しい住所で新しい車に新規で保険契約する場合追跡しようがありません
この時免許書コピーの提示が必要となるはずなので免許書も住所変更しないとバレますね

 

3.13か月間車を我慢する
レンタカーや家族の車を使用してデメリット等級を回避する
これはレアではありませんね

 

住所・電話番号・車・契約者・記名被保険者・保険会社・などからわかっちゃうんですよね



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